the Flying Keg
World Beers


ACHEL
(Blonde/Broun)
アヘル
(ブロンド/ブラウン)

 醸造所: アヘル修道院

アヘル修道院は、1845年に創立され、第一次世界大戦ごろまではビールを醸造していました。第1次世界大戦後はビールを醸造していませんでしたが、1990年代になって、また醸造を始めました。それは、近年修道僧になる若者がめっきり減って、修道院内の高齢化が進み、農場を維持することが難しくなってきたからだそうです。

トラピストビールとして正式に認可されたのは1998年のこと。初めは4%と6%の2種類のビールを作り樽生で修道院のカフェで出していたそうで、後に8%の醸造が始まり、樽ではなくボトリングされるようになったので、輸出が始まりました。
8%のビールは、現在ブロンドとブラウンの2種類があり、日本にはまずブロンドが入荷し、半年ごにブラウンが輸入されるようになりました。ブロンドもブラウンもラベルは共通で一見区別がつきにくいのですが、ブロンドは白い王冠で ブラウンは金色の王冠です。

醸造開始当時は、ウェストマレから修道僧を迎え入れて技術指導を受けたそうで、ブロンドは、ウェストマレのトリプルに通じるところが多く感じられますが、ウェストマレのトリプルと比べると、やわらかなボディーで繊細でありながら非常にバランスが良く、個人的にウェストマレのトリプルが好きな私は口に含むと思わず顔がほころびます。

後にロッシュフォールの醸造技術者を迎え入れたそうで、ブラウンを飲めばロッシュフォールの影響を受けた事が感じなくもないのですが、やはり大きく影響を受けたのはウェストマレのほうで、ロッシュフォールの醸造技術者を迎えたときはすでにアヘルとしてのブランドの味は確立されていたようです。