the Flying Keg
World Beers


La Trappe
(Blond/Dubbel/Tripel/Quadrupel)
ラ・トラッペ
(ブロンド/ダブル/トリプル/クアドルペル)

醸造所:コーニングホーフェン修道院

ラ・トラッペはオランダの北ブラバント州、ベルギーとの国境に位置するコーニングホーフェン修道院にあるスハースコイ醸造所でつくられています。

昔のブラバンド領国は現在のベルギーとオランダの2国に跨っており、そのオランダ側のブラバンド州ティールバーグにスハースコイ醸造所はありました。

この醸造所でつくられるビールは、ベルギー以外のトラピスト会の修道院で運営されている唯一のビールでしたが、1999年にオランダの独立醸造所の大手ヴァバリアに買収され、現在ではトラピスト会の手から離れています。
ですから、本当ならトラピストビールではなく、アビービールとなるわけでですが、当店ではオープン以来トラピストビールとして扱って来ましたし、現在も店内の壁面にはトラピストビールの紋章の入ったラ・トラッペのパネルを飾っていますので、あえてトラピストビールの項目で紹介したいと思います。

日本では、もともと500mlの陶器に入ったダブルとトリプルが輸入されていましたが、その後330ml瓶も輸入されるようになり、今ではブロンド、ダブル、トリプル、クワドルプルの4種が揃うようになりました。

ラ・トラッペ各種全般の特徴としては、多くのベルギーのエールと較べると 炭酸ガスが弱めでソフトな口当たりです。口に含むと、コリアンダー等が使われているのが分かりますが、これも控えめで、その分イーストやホップの香りとのバランスが楽しめます。

それに全体的に色目の濃いビールで、特にトリプルは他の醸造所がつくるものに比べるとかなり濃色で、アンバーカラーです。
クワドルプルは1992年に誕生したビールで、年に1回、秋に発売されます。ラ・トラッペの中で一番濃厚でアルコール度数が10%もあるのですが、これですらフルボディーでありながらベルギーのフルボディーのブラウンエールに感じられる熟成香もあまりなく、多くの人に受け入れられる味です。