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フライング・ケッグの世界のビールたち/イギリス
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パブが育んだ独自のビール文化 イギリス


イギリスは古くからエールビールの醸造が盛んな国で、19世紀後半よりラガービールも醸造されていますが、ラガーの生産量及び売り上げがエールを超えたことはいまだに無いそうです。
イギリスには250以上もの醸造所があり、それらの醸造所では様々なエールビールが造られています。ただイギリスの場合、様々なエールと言っても、同じエールビール大国のベルギーと比較すると味のバリエーションは少なく、ベルギーエールは甘味を感じる物が多いですが、イギリスのエールは甘みをさほど感じず、それよりも苦味を感じるビターエールが主流です。イギリスのエールはどれも濃色で、紅茶を薄くした様な色のものから真っ黒なものまであり、ビール自体の色の濃さと苦さはほぼ比例します。これは、イギリスのエールの苦味は、原料のホップの苦味よりも麦を焙煎する段階で生まれるローストによる苦味の影響が強いからです。




イギリスのビールの歴史のなかで、パブやレストランの存在は大きなものでした。というのは、イギリスでのビール全体の消費の8割以上がパブやレストランでの消費で、全体の消費の7割以上が樽生として消費されているからで、イギリスには現在7万5千のパブが在ると言われています。
パブでは醸造所がら仕入れた樽のビールを1年中温度変化の少ない地下の倉庫で貯蔵・熟成させ、そのままの温度で客に振舞われるので、夏はやや冷たく感じ、冬はややぬるく感じます。これは、ビールは貯蔵・熟成させた温度で飲むのが一番美味しいという考え方からなるもので、イギリスでは古くから地下貯蔵庫の常温のビールが飲まれてきました。


Beer List   
イギリス(ヨーロッパ)ビールのリスト




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