the Flying Keg

FLYING KEG新ネタ情報Vol.14 2004/03/31
”BRUSSELS”

(((((((((( NEW BEER )))))))))))))))))))))))))))

BRUSSELS ・ KRIEK / FRAMBOISE / PECHE

ブラッセルズ・クリーク / フランボワーズ / ピーチ

フルーツビールなのですが、ランビックではありません。
ブランシェ(=ホワイトビール、ウィットビア、小麦ビール)をベースに果汁を加えたフルーツビールです。

Van Steenberge (ヴァン スティーンベルグ)と言う醸造所でつくられています。

http://www.vansteenberge.com

この醸造所はフランドル地方のゲントの北にあり元々は農家で、自家用にいくらかのビールをつくっていましたが、1784年からは正式に醸造所としてスタートしました。

醸造所の名前を出してもピンと来ないでしょうが、この醸造所のビールはKEGでも以前からちょこちょこ扱っています。
アウグスティン、ボーネン、ブーカニア、ブリューゲルなどがそうです。

今回ご紹介する BRUSSELS(ブラッセルズ)は、このヴァン スティーンベルグ醸造所の新作で、醸造を手掛けているのはピエテル・セリスと言うおっちゃんです。
名前を聞いてもピンと来る人は殆どおられないと思いますが、彼はヒューガルデン・ホワイトを手掛けた人物で、彼の手により1960年代の中期にヒューガルデン・ホワイトが誕生しました。

ヒューガルデンとは町の名で、ブラバント州東部にあります。この町ではもともとビール作りが盛んで、町の歴史を調べると1300年代初頭にはビールの醸造の記録があり、1800年代には30以上ものホワイトビールの醸造所がありました。
しかし20世紀になると、大量生産・大量販売を目指したマーケティングの出現によりピルスナータイプのビールがすごい勢いでベルギーに広がり、ヒューガルデンの町の醸造所にも大きく影響を与えました。
その結果、かつては30以上も存在したホワイトビールの醸造所が1950年代には2か所となり1957年にはすべてのホワイトビールの醸造所が廃業となりました。

その後、町の集会があった時に、ホワイトビールを懐かしむ声や、もはや口に出来ないことを嘆く声がしきりに交わされました。
そして、この集会の出席者の中にピエテル・セリスと言うおっちゃんがいました。

彼は、生産をやめたビール醸造所の隣に住んでいて、その影響あってかビールづくりに興味を持つ人物で、実際かなりの専門知識をもっていました。
もともとチャレンジ精神の強い彼はこれをきっかけにホワイトビール作りに着手しました・・・。

このセリスさん、僕は何年か前にベルギーを離れてアメリカの東海岸でマイクロ・ブルワリーを始めて、そこでまた新しいホワイト・ビールを手掛けてるって聞いてたのですが、いつの間にかベルギーに戻っていたようです。

なんだか新ネタの紹介というより、ヒューガルデンの説明になってしまいましたが、暖かくなった今頃からが美味しいビールです。
是非、飲みにいらしてください。         (^^)/~~~

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