the Flying Keg

FLYING KEG新ネタ情報Vol.16 2004/06/24
”Brugs,Duchesse,Biere du Boucanier”

(((((((( NEW BEER ))))))))))))))))))))))))))))

Brugs ブルージュ

以前はブルージュにあるグーテン・ブーム(黄金の木)醸造所が醸造していたホワイトビールで、ヒューガルデンに比べるとやや高価な為さほど出回ってはいませんでしたが、日本でも普通に流通していたビールです。

当時、グーテンブーム醸造所のビールとしては、アビイ・タイプのステンブルッフェが当店では人気でした(残念ながら現在は醸造されていません)し、ブルージュ・トリプルはメニューに載せていないながらもぼちぼちオーダーを頂くビールです。

今回ご紹介する、その名もBrugs(ブルージュ)も実は一旦醸造が中止されたビールで、今回久々の復活です。

醸造が中止されたといっても人気がなかったわけではなく、この醸造所がベルギー大手のアルケン・マース社に吸収合併され、その際に醸造所がブルージュから移転する事になりブルージュの名前の付くビールの存在価値がなくなったとの理由だったと記憶しています。

この説明、何せ6〜7年ぐらい前に輸入元からちらっと聞いた話。多分間違いはないと思うのですが・・・。

このビールはもともとブルージュの醸造家アウグスト・ヴァネステが醸造していたホワイトビールで、1830年代に出した広告には「ホワイトビールの特上品」とうたわれており、これをグーテンブーム醸造所が1983年に復活させました。

味は、ヒューガルデン・ホワイトと比べると控えめな甘味で、ベルギーのホワイトビールには必ず使われるオレンジピールの香りもさほど強くなく、その分華やかな林檎のような香りが感じられるふっくらとしたビールです。

ブルージュに醸造所が無くなったという理由で生産を止めたビールなのに、何でまた「ブルージュ」の名前で復活させたのか・・・ ( '_')?

勿論、世界最大規模のビール組織、インター・ブリュー社のヒューガルデン・ホワイトを意識しての事でしょう。

アルケンマース社は規模でこそインター・ブリュー社には敵いませんが、ベルギー国内ではマースをはじめグリムベルゲン、モートサビット、シネイ、ハプキン、ユダなどを持っていますし、オーストラリアのフォスターズやフランスのクローネンブルグ、ペルーのクリスタルなど他国の大手ブルワリーも傘下におさめています。

Duchesse de Bourgogne ドゥシャス デ ブルゴーニュ

これも久々に入荷したビールで、レッドエールと呼ばれるタイプのビールです。

レッドエールは主に西フランダース州でつくられているビールで、赤みの強いウイーン麦芽を原料とし、古くから使い続けられている樽の内側がコーティングされていないオークの大樽に貯蔵されます。

この為、樽に含まれるタンニンやカラメルがビールを赤みをおびたブラウンに仕上げ、酸味のある複雑な風味のビールが出来上がります。

代表的なレッドエールはローデンバッハで、特にグランクリュは酸味が強く個性的で非常に高く評価されています。

当店ではスタンダードなローデンバッハしかメニューに載せていませんが、このグランクリュも常に取り扱っていますので、興味のある方は是非トライしてみてください。

今回久々の入荷でご紹介するのは、西フランダース州コルトレイクの近くにあるヴィヒテという町にあるフェルハーヘ醸造所のビールです。

16世紀から醸造を始め、現在の所在地では1880年より操業、当時から使われれいるオーク材の古樽で現在もエンジング(貯蔵熟成)されています。

ここで醸造されているビールは、ヴィヒテナール、エヒテ・クリーク、そしてドゥシャス デ ブルゴーニュの3種類。

全体的にこの地方のアウト・ブライン(オールド・ブラウン)の中では比較的甘味のあるタイプで、その中で一番味わい深いといわれているのが今回ご紹介するドゥシャス デ ブルゴーニュです。

「ブルゴーニュの女帝」という名のこのビールは、約1年間熟成させてから出荷されるビールで、フランドルがブルゴーニュ公の支配下にあった時代にフランドル人に味方して評判の高かった「マリー・ドゥ・ブルゴーニュ女公」に捧げられるビールで、彼女の顔がラベルに描かれています。

Biere du Boucanier Red & Biere du Boucanier Dark
ビエール デ ブーカニア レッド & ダーク

以前よりメニューに載せていないながらも取り扱っておりましたビエール デ ブーカニアの新しいラインナップです。

ビエール デ ブーカニアはベルギーのフランダース地区、エルトヴェルデにある醸造所でつくられるビールで、ここは、1784年創業の家族で経営する小さなブルワリーです。

ビールのタイプでいうと、ストロング・ゴールデン・エールと呼ばれる物で、アルコール度数は11%もあるしっかりとした味わいのビールです。

個人的にはかなり高く評価しているビールですが、当店のメニューには掲載しておらず、ついつい裏メニューにしてしまっています・・・。

今回入荷した新しいラインナップはレッド・エールとダーク・エールで、レッド・エールの方は、とてもオレンジピールか強く効いておりフルーティーでジューシーな仕上がりです。それに比べてダーク・エールの方はフレーバーが押さえ気味で色はかなり濃厚ながらも柔らかな味わいで、どちらも良く出来たビールだと思います。

今週末は久々に梅雨らしい天気になるとの予報ですが、いずれも傘を差して来ても飲む価値十分にアリのビールです。是非、飲みにいらしてくでさい。 (^^)/~~

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