the Flying Keg

FLYING KEG新ネタ情報Vol.24 2005/07/28
”ベルギービールと再入荷たくさん”

こんにちは、KEGです。

梅雨も明け、祇園祭を終えた京都は夏本番!台風の影響で昨日、今日はやや過ごし易いですが、毎日腹立たしいほどの暑さです。 
まだ7月、これからもっと暑くなるんでしょうか?先が思いやられます。無事に大文字の五山の送り火を迎えることが出来るかどうか…

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最近の新ネタ情報は、ドイツやイギリスが続いていましたが、今回は久しぶりにベルギービールのご案内です。

((((((( NEW BEER ))))))))))))))))))))))))))

ゴイヤス・トリプル/デュカシス ベルギー
  Brasserie GEANTS
  ジェアン 醸造所

     ☆ GOUYASSE TRIPLE
        ゴイヤス トリプル

     ☆ DUCASSIS
        デュカシス

ベルギー南部フランス語圏エノー州のアトという街に2000年に夫婦2人で創業した新しいブルワリーです。

創業年には250ヘクトリットルの生産量でしたが、年々着実に生産量を増やし、昨年は1800ヘクトリットルまで生産量を伸ばしています。

この醸造所のメインビールは『 GOUYASSE 』( =GOLIATH )というブロンドエールで、そのスペシャルビールとして最近、醸造され出したのが今回ご紹介する『 GOUYASSE TRIPEL 』(ゴイヤス トリプル)です。

トリプルと名付くだけあって、アルコール度数は9%と高アルコールですが、この醸造所自体さっぱりとした味わいのビールを造るブルワリーなので、さほど甘くもなく、今の季節にピッタリのさっくり味わえるトリプルエールです。

ここのブルワリーでもう一つ今回御紹介するのが、『 DUCASSIS 』(デュカシス)です。少し以前より輸入されているビールですが、KEGでは初めての取り扱いです。

名前の通り、カシスのビールなのですが、ランビックではありません。醸造所がカシスの生産業者と契約した、カシスのフレシュジュースを使用しています。

フルーツビールとなれば、多くのものは甘味を伴いますが、このビールは甘くはありません。カシス本来の酸味、味わいを残したプレーンなナチュラルカシスビールです。

色目はランビックのカシスと同様ですが、香りはランビックに比べると控えめです。しかし、口に含むとフレッシュな果実味が広がります。

そして、ランビックですと次に甘味を感じるのですがそれが無く、とはいってもカンティヨンのような強い酸味もなく、さっぱりとした酸味を感じるフルーツビールで、「プレーンって、本来こんな感じなのかなぁ」と思えるビールです。

これまた、暑い今の季節にうってつけのビールですね。

ラベルのサブタイトルに "Le kirr des Geants" と書かれています。“ジェアン醸造所のキール” キールとは辛口のブルゴーニュ産の白ワインにカシスリキュールを加えるカクテルで、フランスで最もポピュラーな食前酒です。

DUCASSISは、2003年11月にGentのSalon Horeca食物フェアで"Pionnier"(パイオニア)の賞を獲得しています  (^-^)v

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  〇 〜  再入荷 BEER 〜 〇

今回再入荷のビールは、かなり久し振りに取り扱う物が幾つかありご存知ない方もおられると思いますので、ちょっと説明を加えておきます。

サンマルタン/ラメ・アンブレ ベルギー
   Brasserie BRUNEHAUT
   ブリュノオ 醸造所

      ☆  SAINT-MARTIN
          サンマルタン

      ☆  RAMEE AMBREE
          ラメ アンブレ

ベルギーの醸造所の多くは代々伝わる世襲的な所が多いのですが、ブリュノオ醸造所のオーナーであるギイとマリー夫婦の家系にはビール造りに携わる人はいませんんでした。

1964年、夫のギイはブリュッセルの学校で微生物と醸造を学び、同級生に奥さんのマリーさんがいました。

1993年に奥さんのマリーさんの故郷であるエノー州で売りに出されていた醸造所を買い取り、自らの手でビール造りをはじめました。

ベルギーでは1980年代の後半に「ヒューガルデン ホワイト」のリバイバルヒットがあり、それ以降は大手を含め多くの醸造所がホワイトビールを造りました。

ギイとマリーさんもホワイトビールに着手しょうとしましたが、資本力のある大手や代々伝わる歴史ある醸造所と肩を張って競い合っても分が悪いと思い、他の醸造所がやっていない事に心がけます。

それは、出来る限り自然や身体に優しい物を造るということでした。

有機栽培の麦を使用し、少しでもきれいな水を使おうと95メートルもある深い井戸を掘り、ボトルに貼るラベルも環境に害の無いよう、化学薬品を用いない特別なインクと紙を使うという徹底ぶりです。

こうしたオーナーの徹底した環境に対する取り組みが次第に評価され、夫婦で営む規模のブルワリーでありながら、ブリュノオ醸造所は社会的に認知されるようになりました。

SAINT-MARTIN(サンマルタン)はこのブルワリーの商品としては新しいもので、やや濁りのある明るい色合いのブロンドエールです。アルコール度数も7%と中庸で、さっぱりとした味わいです。

RAMEE AMBREE (ラメ アンブレ)は原料に大麦以外に小麦を使ったビールですが、ホワイトビール(ウイート、ブランシェ)の扱いにはなりません。

一般的なホワイトビールは45%前後の小麦を使用するのに対し、このビールに使われる小麦の量はさほど多くないからです。

また、小麦をローストしてダークな色に仕上げるといった珍しい手法もこのビールの大きな特徴です。

当店のレギュラー商品のドイツの「シュナイダー ヴァイス」をはじめとし、ローストで色づけされる小麦のビールは、基本的にブレンドされる大麦をローストして、色目や香りを付けます。

小麦は大麦に比べるとたんぱく質が多く、ローストが難しく、大麦をローストする方が容易だからです。

こういった努力をして醸造されたビールは、大麦のローストされた物に比べるととても上品な味わいで、非常にバランスのとれた完成度の高いビールです!!

サン・フーヤン・トリプル ベルギー
  Brasserie St.FEUILLIEN
  サン フーヤン 醸造所

      ☆  St.Feuillien Triple
          サン フーヤン トリプル 

エイノー州の州都モンスから13Km 北に上がった小高い丘に、ル・ルールという名前のカフェの多い小さな町があります。

ここは、フランス語でフーヤンと呼ばれる伝道修道士によってつくられたという言い伝えのある町で、フランス革命の時まで修道院がありました。

フリアールという一族が1960年にこの町でビールを造り始め、やがて1890年代につくられた古い醸造所を買い取るまでに事業を拡大したのですが、1980年に立ち行かなくなりました。

しかし、1988年にこのブルワリーは復活します…

この醸造所では現在、グリゼットとサンフーヤンという2種類のシリーズのビールを造っています。

その中でこのサンフーヤントリプルは、一番アルコール度が高く明るくクリアな色合いで、さっぱりとしたバランスの良い味わいのビールです。

セゾン・ヴォアザン ベルギー
  Brasserie GEANTS
  ジェアン 醸造所

      ☆  Saison Voisin
          セゾン ヴォアザン

今回、新入荷で御紹介したジュアン醸造所のセゾンビールです。

濃色ですが、セゾンビールなので勿論お味はサッパリ! セゾンビールで濃色と言うとシリー醸造所のセゾンシリーが有名ですが、セゾンシリーは濃色でも黒っぽいのに対しセゾンヴォアザンはこげ茶色で、セゾンシリーのような酸味もなく柔らかな味わいです。  

バルバール ベルギー
  Brasserie LEFEBVRE
  ルフェーブル 醸造所

      ☆  Barbar
          バルバール

ベルギーでハニービールと言えば、バンショワーゼ醸造所がつくっているビエール・デ・ズール(ビエラ・デ・アワーズ)という熊のラベルのビールとバルバールが代表銘柄です。

ビエール・デ・ズールは、KEGでもメニューに載せてはいないもののファンが多く、大抵常備している銘柄です。

1995年にはワールドチャンピオンシップにて金賞を受賞したビールで、ビール評論家のマイケル・ジャクソン氏は、「私が味わった限りで、最も蜂蜜っぽい味のビール。」と、著書に書きとめています。

今回ご紹介するバルバールは、ブラッセルの南、ブラバンド州のクエナストという町にあるルフェーブル醸造所でつくられています。
ここは1876年に設立されたブルワリーで、ベルギーで唯一いまだに石炭の火で煮沸釜を炊いているところです。

ブランシェ・ド・ブリュッセルというホワイトビールや1900、フルーチェ、ロラン・トリプル、といったセゾンビール、ボンヌ・エスペランス、フローレフ、ジョンブルーといった修道院(アビィ)ビールをつくっています。

この中でブランシェ・ト゛・ブリュッセルとフローレフは、KEGではメニューに掲載かれていないものの大抵常備しているビールなので未だ飲まれていない方は是非チャレンジしてみてください。。

バルバールは、先に紹介したビエール・デ・ズールの比べると甘味はやや抑え気味で、コリアンダーやオレンジキュラソーを使い豊かな芳香を放ち、戻り香にはわずかながらバナナを思わせるエステル香が感じられるビールです。

アンデックス・デュンケルヴァイス/ヴァイス/ヘル ドイツ 
  Andechser
  アンデックス修道院醸造所

      ☆  Andechser Dunkles Weissbier
          アンデックス デュンケルヴァイスビア

      ☆  Andechser Weissbier
          アンデックス ヴァイスビア

      ☆  Andechser Hell
          アンデックス ヘル

ミュンヘンの南西にアンマーゼーという湖があり、都心に近いこともありリゾート地として観光客が多く訪れる場所で、ここから南に車で15分ほど行くとアンデックス修道院があります。

ここは「聖なる山」と称号を与えられたベネデクト派の修道院で標高700m余りの所に位置し、天気の良い日には見晴らしが良くハイキング目的で多くの人々が訪れます。

修道院自体は600年以上の歴史があり、ビールを醸造する修道院としては1455年の文献に登場しているので、実に500年以上の醸造の歴史を有していることになります。

トリビア的な知識としては、鴎外の「独逸日記」にも登場する修道院です。
1886年4月18日の頁に記されていますので、興味のある方は調べてみてください。

アンデックス修道院にはレストランも併設されており、ここでは出来立てのビールが味わえます

アンデックス デュンケルヴァイスビアは、ローストされた黒い小麦のビールです。アンデックス ヴァイスビアはヘルと呼ばれる色目の淡い小麦ビールです。

アンデックス ヘルは実は新入荷商品です。明るい色目のラガービールでホップの苦味が心地よく、サクサク飲めます。

アンデックスのビールは500mlで、他のビールからするとちょっと容量が多いですが毎回好評なビールです。未だ飲まれていない方は是非 お試しください。

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ちょっとしたお知らせ

  ★  〜8月15日まで、烏丸御池下ル新風館1F カフェ 『アスク ア ジラフ』でベルギービールが飲めます! 銘柄は、ステラアルトア、ブリュッグス、リンデマンス・フランボワーズ、シメイレッド、デュベルです。

  ★  河原町荒神口下ル カフェ 『SARASA かもがわ』 のこの夏のオススメBEERは、セゾン・シリーです。従来のデリリウムトレメンス、バンショワーゼ・ブロンド、リンデマンス・フランボワーズも勿論揃ってます。

  ★  三条御幸町1928ビル1F 『ラジオ カフェ』 のメニューに、モートサビットのランビックが加わりました。ピーチ、カシス、フランボワーズが飲めます。

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