the Flying Keg

FLYING KEG新ネタ情報Vol.31 2006/07/11
”ベルギービール4種 ”

こんにちは、KEGです。

七夕も終わり、京都は急に蒸暑くなってきました。
もうすぐ祇園祭。 京都人からすると、『 祇園祭 = まってました夏〜っ!!、暑っう〜! 』って感じです。
いよいよ今週から、街中の「鉾町」では「鉾立て」が始まります。

今回の新ネタは4種のベルギービールです。

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 Leute Bock Bier ロイテ ボック

Van Steenberg 醸造所
http://www.vansteenberge.com/

ロイテ ボック
ロイテボックは瓶内醗酵の赤味のあるダークビールです。
芳香豊かで甘味がありながら、おだやかな口当りに仕上がっています。

このビールは1927年にヴァン・スティンブルグ醸造所で生まれました。
ロイテはフラマン語で喜びを意味し、ラベルには隣接するホップ畑のホップと、醸造所農場で飼われている山羊が描かれています。

ボックとは本来ドイツのバヴァリアで生まれたビールのスタイルです。
このビールは濃厚で、「飲むと雄ヤギのように元気になる」という風な考え方から、ドイツ語でヤギを意味するボックという名前がつけられたそうです。
そんな訳で、ドイツのボックビールのラベルの多くには「雄ヤギ」が描かれています。
今春に終売しましたが、当店のメニューにも載せていた「アインガー・セレブラトア」にも、思いっきりヤギが描かれていました。

ヴァン・スティンブルグ醸造所では農場の農業活動の停止と共に、このロイテボックの醸造をやめていましたが、70年後の1997年に再醸造されるようになりました。



 RED BACH レッド バッハ

Rodenbach 醸造所
http://www.rodenbachusa.com

レッド バッハ
ベルギー、西フランダース州にあるローデンバッハ醸造所の新作のビールです。
1750年頃ベルギーがオーストリアに支配されていた時代に、フェルディナンド・ローデンバッハは軍医として西フランダースにやって来ました。
やがて彼は町医者となり地元の女性と結婚しました。
1820年、家族のアレキサンダー・ローデンバッハが小さな醸造所を買いました。これがローデンバッハ醸造所のお起源です。

今回御紹介する「レッド バッハ」は今年の4月、シアトルで行なわれたワールド ビア カップのカテゴリー別部門で30種出場の中で見事ゴールドメダルに輝きました。
醗酵後にオーク樽で2年間熟成させたビールと若いビールをブレンドし、さらにチェリー果汁をブレンドしたビールです。

ちなみに、このワールド ビア カップでは、「グランクリュ」もカテゴリー別でゴールドメダルに輝きました。
詳しくはこのサイトをご覧ください。
  http://www.beertown.org/events/wbc/index.html



 apple bocq アップル ボック

Du Bocq 醸造所
http://www.bocq.be

アップル ボック
このビールを醸造するデュボック醸造所は、農業経営者が冬場の農閑期に農業労働者に仕事を与える目的で1858年に創業されましたが、どうせビールを造るならという事で、色々なスタイルのビールを手掛けるようになりました。
以前に当店で扱っていた「ゴロワーズ」はこの醸造所で早くに手掛けられたビールの一つです。

1949年にはビアホールの営業も始め、やがて1967年には「セゾン レガル」「レガル クリスマス」の醸造を開始しました。
1980年代中頃からはビールの輸出を始め、フランス、オランダ、ルクセンブルグ、イタリア、スペイン、スイス、フィンランド、オーストラリア、日本… などへビールを供給しています。

今回御紹介する「アップル ボック」は、リンゴとオレンジピールの香りが効いた小麦ビールです。
ボックといっても、ドイツの強いビールのスタイルを指すボックではなく、デッボック醸造所の名前に因るボックなのでお間違えのないように… 。



 grisette Blanche グリセッテ ブランシェ


グリセッテ ブランシェ
このビールは以前より日本に輸入されてはいたのですが、当店では取り扱ってはいませんでしたのであらためて御紹介致します。

1873年に設立されたフリアート醸造所は、100年余りもの間ベルギー南部のエノー州にある「サン フーヤン修道院」で造られていたビールのレシピを引き継いで醸造し続けてきたアビィ ビールのブルワリーです。

アビィ ビールは、日本語に訳す時は「修道院ビール」と書かれますが、「トラピスト ビール」とはちょっと意味が違います。
「トラピスト ビール」の場合は、トラピスト修道会が造っているビールで、具体的にビールの銘柄でいうと「オルヴァル」 「シメイ」 「ウエスト マレ」 「ロシュフォール」 「ウエストフレテレン」 「アヘル」の6銘柄です。

これに対して「アビィ ビール」はもっと沢山あり、施設の維持や修道士たちの活動のための資金調達の手段として商業目的の醸造所にビールを造る権限を与えたり、修道院の名前を使う事を許可して造られたビールを指します。
昔、ビールを造っていた修道院(トラピスト修道会に関わらず)の当時のレシピを引き継いで契約した醸造所が造っている所もあれば、新しいレシピのビールであったりもする訳ですが、ビールのタイプとしては、瓶内熟成のエールです。
代表的な銘柄としては、「レフ」「グリムベルゲン」「フローレフ」「アウグスティン」「コルセンドンク」「アフリゲム」「マレッツ」それに今回御紹介するフリアート醸造所の「サン フーヤン(セント フリューリエン)」などです。

フリアート醸造所は近年、従来のビール以外に「グリセッテ」というシリーズの醸造をはじめました。
今回ご紹介するビールは「グリセッテ ブランシェ」で、大麦と小麦をブレンドして造られるホワイトビールです。
他のブルワリーで造られているホワイトビールに比べると、華やかな香りは十分にあるものの甘さはやや控えめで、さっぱりとした味わいです。

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