the Flying Keg

FLYING KEG新ネタ情報Vol.34 2007/04/05
”ベルギービール & コエドブルワリー”

こんにちは、KEGです。

桜が咲き出した途端に寒くなり、KEGの近くの高野川の河川敷も満開まであと少しってとこでしょうか。
ほんのちょっと、出町柳あたりまで南下するとかなり見頃ですし、繁華街の木屋町通りの高瀬川河川敷は満開です。
京都は本当に桜が多い町で、毎年この時期になるとつくづく感心します。ん〜っ、キレイ、キレイ… 。

今回は、ベルギービール2種と、『新ネタ情報』では初めて日本の地ビールを紹介致します。

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リーフマンス アウトブライン
 Liefmans OUD BRUIN
  リーフマンス アウトブライン

リーフマンス醸造所は3世紀以上の歴史をもち、現在も古くからの自然な環境のなかでビールが造り続けれれているベルギーでも貴重な醸造所です。

以前にも『新ネタ情報』でこの醸造所の「グーテンバンド」や、冬に暖めて飲むチェリーのビール「グリュークリーク」を紹介しましたが、今回は1679年以来のレシピにより造られているリーフマンス醸造所の基本となるビール「アウトブライン(オールドブラウン)」の御紹介です。

リーフマンス醸造所は古くからの伝統ある醸造所ですが、近年においては2003年から新しく「Fruitesse」というクリーク(さくらんぼ)、ピーチ、フランボワーズ(きいちご)、アップルといったフルーツビールの醸造も始めました。

今回御紹介する「アウトブライン」は、初期比重1048(糖度12)で醗酵させたアルコール度数5%のブラウンエールです。
ローデンバッハ醸造所から譲り受けた酵母を10年間培養し続けた自家製の酵母を使い、銅の釜で1次醗酵に7日間かけ、その後スチータンクの中で数ヶ月間2次醗酵と熟成を行なって完成させます。

以前に御紹介した「グーテンバンド」は、この「アウトブライン」と、より度数の高い長期熟成させたビールとをそれぞれ清澄剤を投入して遠心分離機でろ過してからブレンドし、プライミングシュガーやイーストと一緒に瓶詰めしたものです。
瓶詰めの後に貯蔵庫で一定の期間熟成させてから出荷されるので、プロビジョン(貯蔵)ビールとも呼ばれています。

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グーデンカルロス アンブリオ
 GOUDEN CAROLUS AMBRIO
  グーテンカルロス アンブリオ

グーテンカルロスはベルギーでも大変歴史のあるビールで、アントワープ州のメヘレンにあるヘットアンケル醸造所でつくられています。
この醸造所は町の建造物でも3番目に古いそうで、1625年以来の物だそうです。

「グーテンカルロス」のグーテンは英語にするとゴールデンで、カルロスは英語でチャールス、フランス語ではシャルルとなるそうで、ヨーロッパを支配したシャルルマーニュ(742〜814年)にちなんで付けられたとか、チャールス5世(1500〜1558年)にちなんだものなど諸説あるそうです。

今回御紹介するアンブリオは琥珀色をしたアルコール度数8%のビールです。

ベルギーでは古くから町ごとに伝統のあるビールが造られてきましたが、アンブリオはメヘレンの伝統的な「メヘレンブラウン」ともよばれるスタイルのビールで、現在ではこのヘットアンケル醸造所が造るこのアンブリオが唯一のものだそうです。

14世紀のレシピを基本として当時の物と比べると、より多くのホップを使いボディも重めに造られており、ブラウンエールの力強さとブロンドエールの新鮮さを上手く調和させたビールと醸造所は紹介しています。

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  コエドブルワリー

次に御紹介するのは『新ネタ情報』では初めての日本の地ビール、埼玉県のコエドブルワリーのビールです。

このブルワリーを経営する会社は、「健康の基礎となる食べ物は安全でおいしいものを」「日本の農業を少しでもよくしたい」という創業者の熱い思いから1982年に設立され、なんとビールの原料を麦ではなく、サツマイモからビールをつくるということから始まりました。

このブルワリーは、形・大きさ・色等が消費者受けしないという理由で廃棄されていた青果物を特別な方法で加工し、ビールを製造する技術を開発しました。

サツマイモを原料としたビールについては世界初の製法特許も取得しています。
この会社の取り組みは、地域特産品に新たな日の目を当てる街興しのモデルとして、全国から多くの注目を集めています。

サツマイモビールのほかにも、職人仕込みのビールはドイツ人ビール愛好家グループ「ヘンケルリッター」の評価で、世界3000種類のビールの中のトップ10%のみが与えられている6つ星を日本のビールで唯一獲得してます。
また、在日ドイツ大使館のパーティーなどでも使われています。

そして2006年より、約2年間の開発期間を経て、新たにプレミアムビールブランド「COEDO」を立ち上げました。
今まで培ってきた製造技術や実績を活かし、ビール本来の奥の深い美しい世界や、その楽しみ方を提案していきたいというのがブルワリーの理念です。

「KOEDO」ブランドのビールは2006年10月13日に発売され、現在は5種類のラインナップがあります。

コエド ブルワリー
■瑠璃-Ruri-

クリアな黄金色と白く柔らかな泡のコントラスト、さわやかな飲み口が特徴のプレミアムピルスナービールです。
軽やかな口当たりながらも、深みある味わいとホップの香味苦味のバランスをとった上質の大人の楽しみだとか…
飽きがこず、どんなお食事にも合うビールです。その透明感溢れる特徴にちなんで「瑠璃-Ruri-」と名付けられました。

■伽羅-Kyara-

赤みがかった深い黄褐色、伽羅(きゃら)色のビールです。
香り高いアロマホップとキメ細やかな泡立ちの奥に待っているのは濃厚で滑らかな麦芽100%の味わいです。
少々温度が上がっても楽しめるしっかりとしたボディは、ゆっくりと時間をかけて楽しめます。 その香りと色にちなんで「伽羅-Kyara-」と名付けられました。

■白-Shiro-

無濾過ビールならではの明るくなめらかな白濁色が特徴の小麦のビールです。
小麦麦芽とそのために特別に選んだ酵母が醸し出す甘い香りは果実を思わせ、さわやかながらもコクが感じられる滑らかな舌触りと喉越しが楽しめます。
個性的な味わいながらも包みこむようなやさしい特徴とその色にちなんで「白-Shiro-」と名付けられました。

■漆黒-Shikkoku-

艶やかな黒色と茶白色の細やかな泡立ちのコントラストが冴える長期熟成ビールです。 艶のある黒色としっとりとした香味にちなんで、日本が世界に誇る最高の黒の呼称「漆黒-Shikkoku-」と名付けられました。

■紅赤-Beniaka-

赤みがかった琥珀色と香ばしい甘味が特徴の長期熟成プレミアムラガーです。
上質の麦芽と薩摩芋(武州小江戸川越産金時薩摩芋紅赤/焼芋加工)とビール職人の出会いから生まれたな類い稀な仕上りです。
やや高めのアルコール分とゆたかなコクが楽しめます。
薩摩芋の風味とその色にちなんで「紅赤-Beniaka-」と名付けられました。

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