the Flying Keg

FLYING KEG新ネタ情報Vol.41 2008/10/31
"秋も深まりビールが旨い"

 こんにちは、KEGです。

気が付けばもうすぐ11月。
日も短くなり、厚手のブルゾンやコート、ウールのニットを着ている人やマフラーをしている人が目に付きます。

  薄着な私は「ちょっと、未だ早いんちゃう?」と、心の中でつっ込み入れたりして…

しかし、斯くいう私も多くの常連さんはご存知ですが服飾の仕事に携わっていた時期が結構長く、いつもバーゲン(当時はバーゲンという言葉は使わず、セールと言っていた)の後には次のシーズンの物を着ていました。

つまり、冬のバーゲン(当時は1月15日の成人式から5日間)が終わると半袖や麻素材を着て、夏のバーゲン(当時は7月10日から5日間)が終わると、いきなり長袖やウール素材の物を着ていました。

でも現在は、秋もかなり深まってきたというのに昼間はTシャツ…

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今回はまず、ジェネヴァジンをフレーバーに使ったベルギービールの御紹介です。

ラディール・ブロンド
 ★☆ Rader Blonde
    ラディール・ブロンド ★☆

ベルギー西部、ドイツとの国境からわずか2〜3kmにラエレンという町があります
。 ここはベルギーでもドイツ語を主に使う所で、歴史ある職人気質の町です。

この町にラディールという蒸留所があり、そこは165年以上も続くベルギーで最も古い蒸留所の1つです。

長年の蒸留技術を大切に受け継ぐこの蒸留所は、1998年に自社で造るジェネヴァジンを生かしたビール造りを思い付きました。

そして2001年6月に今回ご紹介する『ラディール・ブロンド』が誕生しました。
アルコール度数は6.5%、ブロンド色をした薄くなめらかな泡立ちのジェネヴァの香りが漂うおいしいビールです。

ビールの評価は高く、現在ではドイツ、イギリス、イタリア オランダ、カナダでも販売されるようになりました。

 (( ちょっと、ここで… ))

ジェネヴァジンについて紹介しておきます。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ジン(英語:Gin)とは、大麦、ライ麦、ジャガイモなどを原料とした蒸留酒。ジュニパーベリー(Juniper berry、ねずの松かさ)によって香り付けがされているのが特徴的。日本の酒税法上はスピリッツに分類される。そのまま飲むだけでなく、カクテルの材料としてもよく使われる。

1660年、オランダのライデン大学の医学部教授、フランシスクス・シルヴィウスが作った解熱・利尿用薬用酒、ジェネヴァ (Jenever) がその起源。しかし、普通に飲んでも美味なため一般化していった。

1689年、オランダの貴族であったオレンジ公ウイリアム(ウィリアム3世)がイングランド国王として迎えられた際にこの酒もイギリスに持ち込まれ、人気を博するようになった。その際、名前も短くジンと呼ばれるようになった。

19世紀半ばに連続式蒸留器が発明されると、これまでより飛躍的に雑味が少なく、度数の高いスピリッツが蒸留できるようになり、ジンの製法も大きく様変わりした。原料自体は大きく変わらないが、まず連続式蒸留器でアルコール度数の高いスピリッツを作り、そこにジュニパーベリーなどの副材料を加えて単式蒸留する。これが現在主流であるドライ・ジン(Dry Gin,「ロンドン・ジン」とも呼ばれる)である。

サミエルアダムス ウインター ラガー
 ★☆ SAMUEL ADAMS WINTER LAGER
    サミエルアダムス ウインター ラガー ★☆

サミエルアダムスを醸造するアメリカの「ボストンビール会社」(BOSTON BEER COMPANY) の創始者ジム・クーク氏は、醸造家として名門の血を引く人物です。

彼の曾祖父の1代前にあたるルイス・クーク氏は、アンハイザー・ブッシュ(今年7月にベルギーのインベブに吸収されたバドワイザーの醸造所)が創設したばかりのちいさな会社だった頃に、セントルイスで醸造所を経営していました。
そして、ジム氏の父親も50〜60年代にいくつかのブルワリーで醸造技師とし働いていました。

このルイス氏の醸造所は現在はもうありませんが、1984年にその四代目にあたるジム氏が設立した「ボストンビール」は新興の醸造所でありながら、大成長を遂げました。

設立当時に北米最大のビアフェスティバル「グレート アメリカン ビア フェスティバル」が始まり、醸造技師だった父のレシピをヒントに得て造られたジム氏のビールは、そこで数多くの賞を受賞しました。

これはとても大規模なビア フェスティバルで、約10年後の1994年には全米263の醸造所から1100を超えるビールが出品され、2日間で2万人の人が訪れたという規模のものです。 

これで「ボストンビール」は質の高いビールを醸造するブルワリーとして一躍有名になりました。

ただ、有名にはなったものの、設立してまだ間の無い醸造所の生産規模は大きくはありません。

そこでジム氏は生産規模を十分に生かせきれていない、生産量に余力がある他の醸造所にレシピを渡してビールの生産を委託する方法を実行しました。

これはコントラクト・ブルーイングという方法だそうで、ビール自体が割高になっても設備費や人件費を考慮すれば効率の良い手段です。

日本でも日本酒の蔵元が昔、同じ事をしており「桶買い(おけがい)」と呼ばれていました。
京都でも伏見あたりでは、「月桂冠」を醸造する月桂冠ではない蔵が幾つもあったそうです。

現在は「桶買い」はされていないと言われています。
しかし、一部の焼酎を造る蔵などでは表ざたにはされていないものの「桶買い」がまだ存在しているそうです。

このコントラクト・ブルーイングのおかげで沢山のビールが販売できるようになり、「ボストンビール」は急成長を遂げました。

「ボストンビール」が造るビールでのメイン商品は『ボストンラガー』ですが、今回御紹介するのは秋冬に発売される『ウインターラガー』と言うビールです。

モルトの柔らかな甘さにシナモンやジンジャー、オレンジピールのフレーバーがブレンドされた、ゆっくりと味わえるビールです。

他にもランビックタイプのフルーツビールやベルギーと同じスタイルのホワイトビールなど12種類ほどの興味深いビールを醸造している「ボストン ビール」ですが、日本では流通していません!  (;_;)

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