the Flying Keg

FLYING KEG新ネタ情報Vol.42 2008/12/02
"クリスマスビール 2008"

 こんにちは、KEGです。

早いもので12月、今年も残すところ僅かになりました。

京都の観光地もピークを過ぎ一段落、その分街中がクリスマスのデコレーションとBGMで賑やかになって来ました。

そのうちピザや寿司のデリバリーのおにいちゃん達のコスチュームもサンタになるんですかね?
あれって、やっている方も好んでやってる人は少ないでしょうし、受け取る側も特に嬉しくは無いと思うんですが…

さて、今年もクリスマスビールが入荷しましたので、ご案内いたします。 

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スカルディス ノエル
 SCALDIS Noel
  スカルディス ノエル

ベルギーの中央南部にフランスと接するエノー州があり、ここのピペという村にデュビソン醸造所があります。

ここでは、現在ベルギーで一番度数の高いビールがつくられっています。
ここは元々農場で1769年に創業しました。現在でも大麦を栽培している農場の中にあります。

この醸造所では、かつて色々なビールが醸造されてきましたが、現在の母体となる『ブッシュ・ビール』が生まれたのは1933年。
それまで農家もやっていたデュビソン家がビールづくりに専業することに決めた年です。

その後1981年には他のビールの醸造をすべてやめて『ブッシュ・ビール』だけをつくるようになりました。

それから間もなく、このビールはアメリカに輸出されることになったのですが、この時に問題が起こりました。
それは、アメリカにはすでにブッシュと名の付くビールがあり、この会社がクレームをつけたのです。

この会社のフルネームは、『 Anheuser-Busch (アンハイザー・ブッシュ)』
アメリカに12の工場(醸造所と呼ばず、あえて工場と言いたい!)を持ち年間9000万バレル(1バレル=119.24リットル)を生産する会社です。バドワイザーの会社というと判り易いですね。

仕方なくデュビソン醸造所はビールの名前を変えて輸出することにしました。
そのビール名が『スカルディス』です。

現在は1994年よりヨーロッパ圏外でデュビソン醸造所の『ブッシュ』という名前は使う事が出来なくなり、日本にも『スカルディス』の名前で輸出されています。

このビールは、ウインター・モルト、スプリング・ペール・モルト、それにクリスタル・モルトといった3種類のモルト(麦芽)が使われ、麦汁には2度に渡りホップを投入して苦味を付け、さらに仕上げに違う種類のホップを入れて香りを整えています。
摂氏24〜25度で醗酵の後、暖かい貯蔵庫で4週間熟成させて仕上げに冷却します。
出来上がったビールはフィルターで濾過はされるものの熱処理はされません。

今回御紹介する『スカルディス・ノエル』は、クリスタル・モルトの割合を多く、ホップを幾分少なくして仕込み、熟成の際に特別の『秘薬』を投入して造られるそうです。
『秘薬』? 多分、香辛料(スパイス)だと思います…。

ビールの色はアンバー・レッド。普段の『スカルディス』に比べホップの苦味がマイルドで、クリスタル・モルトが醸し出すコクとフルーティーな香りが引き立っています。
アルコール度数は『スカルディス』と同じく、ベルギービール最強の12%です。 

話は戻りますが…

「アンハイザー・ブッシュ」は、今年の8月の末に世界最大のビール会社であるベルギーの「インベブ」に吸収合併されました。 
結果、「インベブ」は世界シェアー25%を占める世界最大のビール企業になりました。

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デリリウム クリスマス
 DELIRIUM Christmas
  デリリウム クリスマス

ピンクの象がシンボルのデリリウムのクリスマスビールです。

デリリウムはベルギーの東フランドル州にあるヒューグ醸造所でつくられているビールです。
ビールの正式なフルネームは、デリリウム・トレメンス。訳すと「アルコール中毒による震え」という意味なのは多くの方がご存知だと思います。

このビールは今年で生産20年目を迎えますが、醸造所の歴史は古く今年で創業350年になります。

デリリウムはアルコール度数が9%のストロング・ゴールデン・エールというタイプのビールで、パッケージのピンクの象がとても可愛く人気のあるビールですが、味の評価も高くアメリカではビールの専門家が選ぶベスト10にもランキングされました。

アメリカでは、ビールの商品名が不適切という理由で「マテーン」という名前で販売されています。

このように評価の高いビールも元々はイタリアの顧客がヒューグ醸造所の先代にオーダーして造られたプライベートなビールで、一般に販売される予定はありませんでした。

たまたまこのビールを口にしたベルギー人が、「こんなに美味しいビール、何で商品化しないの?」と尋ね、「こんな美味しいビール、飲み続けてたらデリリウムになっちゃうヨ!!」と言いました。

この一言がきっかけで一般販売用に醸造されるようになり、絶対に忘れられない名前を付けようということで、デリリウム・トレメンスと命名されました。

今や醸造所のシンボルとなっているピンクの象のラベル。デザインしたのは、夏休みの間だけアルバイトに来ていた、いち学生でした。

アルコール依存症の幻覚で、ピンクの象、踊るワニ、ヒッチコックの映画に出てくる鳥が攻撃してくるのが見えるって事だそうです。

さて、今回ご案内するデリリウム・クリスマスは、クリスマス用に特別に醸造されたスペシャルビールで、デリリウム・トレメンスに比べ更にアルコール度数は高く10% !!  

サンタの帽子をかぶったピンクの象が、ソリに乗ってるバージョン、スキーをしているバージョン、スケートをしているバージョンの3種類のラベルがあります。

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((((( 年末、年始の営業のご案内 ))))))))

 年内の営業は、12月30日まで

 年始は、1月5日より営業致します。

どうぞ、宜しくお願い致します。

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