the Flying Keg

FLYING KEG新ネタ情報Vol.43 2009/03/15
"春先にぴったりのビール"

こんにちは、KEG です。

今回ご紹介するのは、ベルギー・フランダースのビールで、爽やかな酸味のある春先にピッタリのビールです。

(((((((((((((((( NEW BEER )))))))))))))))))))))))))))))))))

ブルゴーニュ デ フランドル
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  Bourgogne des Flandres
   ブルゴーニュ デ フランドル
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フランダースでは、古くから酸味のある茶褐色のビールが造られています。
西フランダースではレッドエール、東フランダースではオードブラン(=アウトブライン、オールドブラン)と呼ばれています。

この2種類のビールは、結果的には似た色合い・味わいのビールですが…

東フランダースのオードブランは、数種類のモルトを組み合わせて仕込む、重炭酸ナトリウムを多く含んだ水を使う、長時間煮沸を行い麦汁の一部をカラメル化する、などの特徴があり、また、数種類の上面発酵酵母に加えて乳酸菌を使う事もあります。

西フランダースのレッドエールは、ビールに赤みがかった色を付けるモルトを使い、一次発酵はステンレスのタンクで行いますがその後、内側にコーティングのされていない木樽で熟成させます。
これによってカラメル、タンニン、酸味などのフレーバーがビールにもたらされ、また、木樽で熟成中にビールの中に形成された乳酸菌と、樽に付着している酢酸菌が混じり合って個性のある酸味が生まれます。
ただ、「木樽」を持たない小さな規模の醸造所の中には培養した乳酸菌を使う所もあります。

東フランダースのオードブランと、西フランダースのレッドエールの最も共通する点は、熟成期間の異なる2種類のビールをブレンドして造られる事です。

また異なる点は、レッドエールはボトリング(瓶詰め)の際に熱処理を施して長期間の保存に造られていますが、オードブランで有名なリーフマンス醸造所(現在は休業中)などではボトリングの際にビールの中に残る古い酵母lを取り除き、新しい酵母を入れて長期熟成するように工夫され、プロビジョン(貯蔵)ビールと呼ばれています。

ここまで説明しておきながら、ちょっとややこしくなりますが、東フランダースでも2種類のレッドエールが造られています。

1つはエルトベルデという町にあるビオス醸造所で造られている 『 ヴラームス ブルゴーニュ 』 というビールで、金属のタンクのみで2年以上熟成させる殺菌をしない酸味の強いビールです。

そしてもう1つが今回ご紹介する 『 ブルゴーニュ デ フランドル 』 です。

『 ブルゴーニュ フランドル 』 は、7世代にわたつて醸造業を営む ヴァン・ウトリヴェ一族が所有する名前で、1911年からブルージュに伝わる由緒あるブランドです。

これまたちょっと、ややこしいんですが、ヴァン・ウトリヴェは醸造業を営むものの自分の醸造所を持ちません。

『 ブルゴーニュ デ フランドル 』 は、ビオス醸造所で造られた 『 ヴラームス ブルゴーニュ 』 と、ブラバンド州のパヨッテンランドにあるティママン醸造所のランビックをブレンドして造られる滑らかで風味豊かなビールです。

ランビックをブレンドして造られているので、ローデンバッハやデュシャスデブルゴーニュなどと比べると柔らかな口当たりのビールです。

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